ミライへの地図

40代サラリーマンです。40代のからの学びや体験、悩み、子育てなどを主に綴っていきます。読者の方の学びや気づきのお手伝いが出来たらと思います。

少女の成長物語 林明子先生 「こんとあき」

 こんにちはyasuです。

今日は林明子さんの「こんあき」を紹介します。

 

 

この絵本は息子が2歳の時から聞かせていた絵本です。言わずとしれた、名作で私も妻も子供の時に読んだことがある絵本で凄く愛着のある絵本です。

 

 

 

 

 

どんな本

 

  • 作者   林明子
  • 出版日  1989年6月30日
  • 対象年齢 読んであげるなら4歳から  
  •      自分で読むなら小学校低学年

 

対象年齢があるのは、この記事を書く時に調べて初めてわかりました。私はそんな事をまったく気にせずに2歳の息子に読んでいました。でも意味は理解していないと思いますが、楽しんで聞いていて親子にとってステキな時間でした。

 

あらすじ

 

あきは産まれた時からおばあちゃんの作ったぬいぐるみのこんといつも一緒にいます。

あきが成長するにつれて、こんは段々と古くなっていき、ある日腕がほつれてきました。

おばあちゃんに直してもらうために、こんあきは、おばあちゃんの住む鳥取に行きました。

初めての電車の旅でこんとはぐれそうになったり、犬に連れされたりと色々なハプニングに出会いながらこんあきはおばあちゃんの家に向かいます。

 

 

 

 読んでみると

 

 

息子にはじめて読んだ時は、小さい時にこんな話読んだなぁといった感想でしたが、大人になって読むにつれて少し疑問が出てきました。

 

 

それは・・・

 

 

こんは何故ぬいぐるみなのに動いたりしゃべったりしているのか?

 

 

この絵本を読んだことのある方の大半はこの疑問をもった事だと思います。この絵本を読んだ私なりの考察を書いていきたいと思います。この考察はあくまで私の主観で少々夢のない内容なのでもし読まれて、不快に思われる方は本当に申し訳ありません。

 

 こんとはなにか?

 

 

こんはおばあちゃんの作ったぬいぐるみです。それ以上、それ以下でもない。と言ったら某有名ロボットアニメのパイロットみたいなセリフですが本当にぬいぐるみです。動物ではないのです。では何故こんあきと一緒に遊んだり、しゃべったりしているのでしょうか。

 

あきの成長

 

こんあきが幼い頃からそばにいて一緒に遊んだり、おばあちゃの家に行く時はあきをリードして導いているお兄さんみたいな役割をしています。しかし物語の終盤からこんは話声が小さくなってきています。これはあきの成長と関係があります。

 

 

こんとはあきの精神が反映した存在です。あきは小さい時からこんと一緒にいるのでこんに依存しています。あきはぬいぐるみと遊んでいますが心の中でこんが喋っていて、動いていると想像しています。電車に乗る時もあきこんを連れて行動しているのですが、あたかもこんが現実に動いてくれていると想像しながら行動しています。

 

 

しかし物語の終盤でこんあきの立場が逆転します。あきが成長してこんを助けた時にこんの喋る声は小さくなっています。これはあきこんに依存する状態が減ったからだと考えます。

 

あきは小さい頃からこんと一緒に育ってきて家族のようになっているので頭の中で、こんと会話をしたり、一緒に動いているように想像しています。これは現実の中にあきの想像の中の物語が混ざっている話だと考察します。

 

 

最後に

 

色々な考察を書きましたが、小さいながらも頑張るこんあきの話は本当に素敵です。読むたびに心が暖かくなります。物語だけでなく林先生の書かれる絵は本当にあたたかくて、可愛い絵です。読んで後悔することはない絵本なのでぜひ読んでみてください。