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元祖推理小説「モルグ街の殺人」ポー

 こんにちはyasuです。

今日は、エドガー・アラン・ポーの小説「モルグ街の殺人」についての感想です。

 

 

はじめに

 

 

この小説は推理小説の元祖とも言われています。有名なシャーロック・ホームズが作品として出てくるまで半世紀かかります。また思考と分析力に優れた探偵とそれを引き立たせる為の平凡な相方、事件を解決できない警察など推理小説の基本となるパターンが確立されているのがこの作品の特徴です。

 

あらすじ

 

フランスのパリに滞在していた私は図書館でデュパンたる人物と出会う。このデュパンは読書家で創造力の持ち主だった。彼と意気投合した私はパリで同居を始めます。

 

そんなある日、彼らはある猟奇殺人の新聞記事に目を止めます。モルグ街で起こった事件で二人暮しの母娘が残虐な方法で殺されています。母親は家の裏庭で首を掻っ切られて死亡しており、娘は暖炉の煙突に詰め込まれて逆立ちになって死亡していました。

 

部屋は荒らされていたが、金銭は取られていません。事件当日にはフランス語とどこの国の言葉か分からない声でのやり取りが聞かれています。 部屋の鍵はしまっており、窓は釘が打ち付けられており、人が入れる場所はありません。

 

警察も手を焼くこの事件に興味を持ったデュパンは、独自の分析力と観察力でこの事件の謎を解き明かしていき、犯人にたどり着きます。たどり着いたその犯人の正体はとは…。

 

作品の特徴

 

 この事件の犯人はかなり有名で推理小説が好きな方は知っておられると思いますが、所見の方もおられると思うので、ここでは犯人については触れません。実際に読んで見られると驚くと思います。

 

さて、この小説は推理小説の元祖といわれている小説です。推理小説だとシャーロック・ホームズが有名ですが、この小説は探偵役とシャーロック・ホームズでいうワトソンの立場である聞き役と私という雛形を生み出した点が画期的だと言われています。

 

警察も探偵が優秀であることを引き立てる役目になっているのも、後に続く推理小説のモデルになっています。

 

最後に

 

今、読んでみても恐ろしい事件描写や犯人に辿り着くまでの探偵デュパンの分析と思考を読んでいるうちにワクワクしてきます。徐々に犯人らしき人物像をちらつかせて、読者のボルテージをあげていき、最後に犯人が分かるときにクライマックスまでもっていく筆力には感嘆とさせられます。

 

現代でも通用する作品の構成力と、現代の推理小説の雛形となった記念的な作品ですので興味を持たれたら是非、読んでみて下さい。今回は新潮文庫での紹介です。新潮文庫の短編集には他にもデュパンが活躍する「盗まれた手紙」や「黄金中」などの名作が載っていますので、これらの作品も併せて読んでみて下さい。

 

ではまた。